能力給は、等級ごとに額が定められた月給要素。「能力給テーブル」という名称の一表にして、組織内で公開する。
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等級は、パート3セクション4「昇級候補者選定基準」にて説明したように能力考課が反映されるが、能力考課がそのまま等級へと自動的に直結するわけではない。
このことについては、パート3セクション4「昇級候補者選定基準」での説明のほうがわかりやすいので、そちらのページをご覧頂くとして、当人事制度では「号俸」を設けないこともあって等級を数階級特進させることも可能となる。
「等級を特進させると、能力給も大幅に上昇し、総人件費が不足してしまうのではないか?」との懸念を持つ人も出てくるだろう。だが、等級を細かく(多く)設定した上、一等級上昇するごとの金額を低く抑えれば、コントロールが可能となる。この関係もあって、「能力給テーブル」とは言うものの、右図のように、細かい刻みの額設定をしただけの単純な表となる。これも「号俸」を設けないことによって可能となる方法論である。
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ちなみに、当人事制度では「能力給」や「職務手当」はあるが、「職能給」という名称の給与項目はない。もし、「当人事制度で言うところの「能力給」と、一般で言うところの「職能給」は同じか?」と問われれば、私は「同じではないだろう」と答える。なぜならば、名前が異なる以上は、性質も方法も異なるであろうと推理するからだ。
もっとも、同じ「職能給」という名称を用いている会社どうしで比較してみても、性質や方法が異なる場合は多かろう。この面においても、組織が異なるにもかかわらず人事制度が全く同一という可能性はゼロ、と私は推理している。



